NHKスペシャル メイド・イン・ジャパンの命運
NHKスペシャル
今回は個人的に熱かったです
日本国内工場の存在意義を問う、「生き残りをかけた実験」が始まっている。 東芝ではコストを度外視した超高機能テレビを作り技術力を極めようとする試みが佳境を迎えた。 JVCケンウッドでは、自社生産にこだわらず、技術を中国メーカーに譲って製品を作らせ、そのライセンス料を企業収入にしていこうという動きも見られる。 番組は、「日本は今後どうやって食べていくのか」、「日本人は何が得意なのか」と自問を繰り返す二つの電機メーカーの社運を賭けたプロジェクトに密着し、メイド・イン・ジャパンの未来を見つめていく。
日本製の自動組み立て装置を使い、
CPUとソフトの入ったROMと出来合いの電源基板を買い付けて
安く仕上げる中国。
製品作りの中にソフトウェアの比重が高まってきて、旧来の日本の強みで差別化が図れない。
そんな中で象徴的な「これは日本でしか作れない」というcell regzaと、
特許料で儲けるこれまでの日本ぽくないビジネス要素を持った「M-LinX」。
日本はどちらに進むか、というよりこの2つの方向を同時に進めていくべきなんだろうと思う。
「重箱の隅をつっつく」と揶揄されたような、探求された技術も(現時点では)日本ならではだし、
アメリカが作っていた「ルール」でなく、今度は自分たちで「ルール」を作っていくということ。
頭に残った。
ちょっと気になったのは日本製の組み立て装置。どう売ってるか知らないけど、
そこはなんだかんだ日本製なんだからうまいことお金の入る仕組みがあればいいのに。
ものづくり業界に入って早5年。
自分の成長、5年でこんなもんかよ。。
と少し悲しくなるけど、成長って急にグッと来たりするから。あきらめずに6年目。
金融危機があったとか抜かしても、やっぱり「ものを作って、お金が流れる」という世の中に魅力を感じてしまう。
今後日本はどうやってご飯食べるか。
今20台で、50歳のときどうやってご飯食べるか。