H8でA/D変換器を初めて使用する際のメモ

方式:逐次比較形

  • サンプリングレート(Hz) :1M〜10k
  • 分解能(bit) *1 :16〜8
  • 特徴 :低消費電力
  • 用途 :マイコン

動作モード

  • 単一モード
    • 1チャンネルを1回A/D変換
  • スキャンモード
    • 1〜4チャンネルを順次連続してA/D変換


変換開始方法

  • ソフトウェア
  • 外部トリガ信号

割り込み要因

  • 変換終了割込(ADI)要求を発生させることが可能


単一モードの処理の流れ

・ソフト/外部トリガによりADCSRのADSTビットが1にセットされると、選択チャネルのAD変換開始
・変換終了→対応したADデータレジスタに変換結果が転送
・変換終了時、ADFフラグが1に。このときADIEビットが1であるときADI割込が発生
・ADSTビットはAD変換中は1を保持。変換終了で自動的にクリア。AD変換器は待機状態に

要するに

ADCSRのADSTビットを1(変換開始)→フラグ/割り込みで終了を知る。データは勝手に入ってる→勝手に待機状態になってる

を繰り返すようだ

*1:装置などで対象を測定または識別できる能力。ここではA/D変換器のデジタル出力コード数