「限定されたイエス」をマスターする
この中に紹介されていた
3. 「限定されたイエス」をマスターする
という部分が目に留まりました。
私は基本的に職場ではイエスマンです。
もともとがそういう人間というわけではなく、若手である今の立場で、今の職場で数年働いた結果
それが最も効率的であると体が覚えてしまったからです。
(YESと言った後、席で熟考して、意見があれば後からでも聞いてもらえる職場なので
安心している面もあるからなのかもしれませんが。)
そんな中で
「限定されたイエス」
という表現はビビっときました。
デフォルトでイエスマンになってはいけない。 選択肢がある場合(ほとんどの場合はそうだ)は、 舞い込んできたリクエストに無条件に、自動的にイエスと言う代わりに、 イエスを限定しよう。 締め切りや必要条件などの詳しい情報を要求し、後日に延期してもいいか、 もっと手が空いている人や適任な人にやってもらえるかを見極めよう。
私に限らず若手も経験不足ながら考えている。
上司に必要なことはもちろん言うが、
言う内容。
言い方。
ときにカドが立つことを恐れ、思考がとまる。
私たちは空気を読んで(時には読みすぎて)、イエスマンになることがある。
■ こんな日記がありました。
VB6 でクラスを作れば意味不明な機能は使うなと言われ、 コピペを量産しまくってるコードに文句言っても「動けばいい、黙って手を動かせ」と言われ、 ポインタと構造体を知らない先輩の書いた詳細設計書とやらは当然意味不明でツッコミ入れても良くわかってない様子、 Java? web アプリなんて使い物になるかと言われ、お前は黙って言われたとおり働いていればいいんだ、 俺たちはそれで上手くいったんだからこれからもそれで上手くいく、と言い放つ部長。
この例は極端かもしれませんが、
私たちがイエスマンでいること自体が間違いな場合それはもう罪です。
(けれどこの方の場合、同じ視点で考えてみたけど対処法など存在しなかった。
同じく「普通」の技術者として、考えさせられる日記だった)