熱い人

今日は現場作業。
今日のように、私の職場では
建物自体に組み込むシステムなどには、
設計の人間も人工として足を運ぶことがあります。
今日書く熱い人は中途入社のKさん(30・男・営業) (見た目すごくキレイで30台には見えない)

後で知ったんですが現場作業の経験もあるそうで。

お客のものになるものは至上

帰り支度の際、建物内のカウンターに私が私物を置いたことを、
「細かいことだけれど」と前置きの上、後で注意してくれました。
私たち(たまにしか現場に出ない人間)はあまり気にしてないことだそう。確かに。
しかし現場の人間は「お客さんのものになるもの」に対して徹底して尊重し、
物を置いたりなどしない。理由は至極当然、傷などついたら大問題だから。
後で大きな話になったときにできるわだかまりなども知っているから。
聞いたら分かるようなことも、私自身の行動に現れないのは、怖さを知らないからだと思いましたね。


言葉では理解できるしその言葉自体も簡単。
でも、気にしない人間は多いそう。そうだろうと思った。


違う立場からの視点での意見は本当に視野が広がる気がしました。
2度とやりません。

現場の人間が、1番気を使っている

今日、電気業者さんの聞こえる場所で、ソフト担当の人間が
「ソフトになにかあっても明日直せばいいよ」
といった発言をしていたそう。
もちろん冗談ですがね。

しかしもし問題があった場合、総まとめをされている現場作業の責任者の方は立場がなくなるそう。
そんな冗談からだって監督責任が発生する。

現場の内情を知っていたら、あの発言は絶対に出ない。

と言っていました。
私にとっては目からうろこの話です。出先の冗談なんか気にも留めませんから。
勉強になりました。


呑んだ帰りにその方と結構熱く語ったんですが、若い人の仕事の話になって、

・こうすればよくなるということを提案することが1
・上司などなどに、具体的な行動を提案、更に見せるところまでで2
・更に代案を作って行動を深化させることが3

だそう。これはまあ、なるほどそうだな、と思いました。

気づいてて行動しないのは罪だよね
若い人が、新しく行動しないと組織はしぼむんだよね

ああ。全くその通り。
会社であまり熱い話を聞いていない今日この頃だったからか
久しぶりに飲んで話して熱くなったなぁ。

今日の話だって当たり前のことなんですよね。

けど、そのアンテナを持っていないってだけでおきている問題は今日に限らず相当あるって、
同時に感じた1日でした。

20代は何もかもが勉強といいますが、自分が本業と思っていないところにこそ、
大事なことが隠されていたりすることも多いと思います。
今日のことは胸に置いて。


さて明日も頑張りましょう。